SEOとは
検索エンジン最適化
SEO (Search Engine Optimization) とは、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」といった意味になります。
皆さんがインターネットで検索する時に、よくGoogleやYahooなどを使うと思います。
その、検索をした結果に自分のホームページやブログが、なるべく上位に表示されるように最適化するとても重要な施策になります。
※現在は、YahooJapanもGoogleから情報の提供を受け検索結果を表示しているため、Googleの検索エンジン対策をすることによって同じ効果が得られるようになっています。
なぜSEOが重要か
なぜSEOが重要かというと、きちんとSEO対策を施し、検索結果の自分のWebサイトが上位表示されることによって、閲覧する人数(訪問する人数)や回数が断然変わってきます。
また、上位表示されることによって自分のサイトのブランド力や信用度も上がります。
そして何より、上位表示される事によって検索結果のクリック率が全くと言っていいほど変わってしまいます。
とある機関が調べた1位から10位のクリック率を見てみると
1位は約31%
2位は約16%
3位は約10%
となっており、10位になれば約1%となっています。
ひとつでも上の順位を目指すことで自分のサイトの閲覧者数が増え、それが収入増につながります。
ブログで収益を上げるために一番重要な閲覧数を上げるためにも、このSEO対策をしっかり勉強していきましょう。
基本的なSEO対策
まずは、基本的なSEO対策について勉強していきましょう。
基本的なSEOは次の3つに分かれると言われています。
- コンテンツSEO
- 内部対策SEO
- 外部対策SEO
この3つの対策を簡単に説明していきます。
コンテンツSEOとは
コンテンツSEOとは検索ユーザにとって有益な情報をもたらす記事やサイトを作る事を指します。
簡単に言えば、何かわからないことがありGoogleなどの検索エンジンを利用しそのことについて書いているページを見て、「なるほど!わかった」となればいいのです。
そのページに書いてあることが詳しければ詳しいほど良いページと言えます。
また、そのページの読みやすさも必要になります。
文章の構成や見出しも大切ですし、専門用語等の解説なども必要になってくるでしょう。
文章の量も重要となってきます。
少ない文章量では内容が薄いと判断されがちになり、より詳しくたくさんの文章量があれば評価も高くなります。
とは言え、単純に文章量が多いだけではなく、文章の構造化にも目を向けるべきと言われています。
Googleなどの検索エンジンは良いコンテンツかどうかをこのような基準で判断しています。
内部対策SEOとは
内部SEO対策とは、検索エンジンに自分のサイトがどのようなサイトでどのような記事があるかをわかりやすく伝える為のものです。
そのためには、
- サイトマップ作成や内部リンクを作る
- タイトルや見出しタグなどを適切に付ける
- ページの表示速度の改善やモバイル端末に対応する
このような施策が必要となってきます。
外部SEO対策とは
外部SEO対策とは、自身のサイトが外部からどれくらい評価されているかということになります。
外部からの評価とは被リンク数で決まると言われています。
たくさんの外部被リンクがある事によってGoogleなどの検索エンジンは良いページと判断します。
しかしこればかりは自分でたくさんの外部リンクをつけることはできませんので、コンテンツSEOを充実させ、このサイトやページをみんなに紹介したいと思ってもらうほかありません。
2020年のSEO対策を調べてみた
前段までは基本的なSEO対策を簡単に紹介してきましたが、ここからは2020年最新のSEO対策を調べてみた結果をご紹介します。
2020年もすでにGoogleの検索ロボットのアルゴリズムがアップデートされています。
ただし、Google側からこのアルゴリズムの中身の詳細は発表されていないため、あくまでも予測や推測といった話になります。
検索意図というワード
2020年からのSEO対策で、重要になる言葉のひとつに「検索意図」があります。
検索意図が意味する内容は、検索キーワードだけにこだわらず、検索者が本当に必要としている問題に対する答えがあるのか、その質はどうなのか、そのような事が重要視されるといった事のようです。
今までは、検索キーワードが適切に盛り込まれ、解説されたページというのが良いページとされ、検索順位も上位表示される傾向がありました。
しかし、この「検索意図」が入ってくることによって、検索キーワードの背景にある問題に対する良質な解決方法が示されているページが上位表示されるようになるのかもしれません。
モバイル端末への最適化
以前からもモバイル端末への最適はSEO対策にとって重要な項目のひとつではあったのですが、これから先はモバイル端末への最適化の重要度はさらに増したようです。
コンテンツの中身はPC版と同じになると思いますので、重要になるモバイル端末への最適化のひとつとして表示スピードではないかと考えます。
サイトにアクセスし、ページが表示されるまで時間がかかりすぎていてはモバイルフレンドリーとは言えません。高速サーバーを使うのはもちろんの事、配置してある画像のサイズなどにも気を配るべきです。
大きすぎる画像は読み込みに時間がかかってしまい、モバイルフレンドリーという観点からはマイナスポイントになりそうです。
また、メニューやページ内リンクを操作しやすくしたり、わかりやすくしたりする事によってサイトへの滞在時間やサイト巡回率が上がりGoogleからの評価が良くなるのではないでしょうか。
E-A-T(情報の正確性)の重要性
E-A-Tとは、Expertise(専門性)、 Authority(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった言葉で、情報の正確性を表します。
Googleがどのような仕組みで情報の正確性を担保するのかは、はっきりとわかってはいませんが、E-A-Tを担保することによって検索のランキングに影響するのは間違いありません。
ここからは僕の予測になるのですが、個々に考えてみます。
専門性について
まず専門性についてですが、ブログの記事を同じテーマや関連性のあるテーマの記事を増やすといった事が重要になるのではないでしょうか。
例えば、様々な事柄について書かれた雑感や日記のようなブログでは上位表示が難しくなるのかもしれません。
逆に、映画について書かれたブログや、プログラミングについて書かれたブログのように専門性の高いテーマを持ったブログなどがランキングが上昇するとおもわれます。
権威性や信頼性について
次に、権威性や信頼性についてですが、これはやはり外部リンクが重要になってくるのではないのでしょうか。
たくさんの外部リンクを獲得できるサイトはやはり信頼性があると言えますし、権威性が上がると思われます。
外部リンクを獲得するのは非常に難しいのですが、権威性や信頼性を上げるためにも努力すべき点だと言えます。
結局のところSEOの本質は
今回は、SEOの基本と2020年のアップデートされたSEO対策についてまとめてみましたが、結局のところSEOの本質は何も変わっていないと思います。
どれだけ読んでもらう人の事を考えているか。
これが重要なのではないでしょうか。
- 自分が書いた記事がどれだけ正確であるか。
- 自分が書いた記事がどれだけ読みやすいか。
- 自分が書いた記事がどれだけ人の役に立てるか。
- 自分のサイトがどれだけアクセスしやすいか。
このような点に注意しながら記事を書いていけば、自然と被リンクも集まり検索結果の順位も上がっていくのではないかと考えます。
やっぱり読者の事を考えて記事を書く事が大事だよね。
でもそれが一番難しいのよねぇ。
書く方もたくさん勉強して、正確な情報をインプットして読んでもらった人に満足してもらえるよう頑張ります!